新型ジムニーMT車にはフットレストがなぜないの?
確か、クラッチに左足を置いたら良くないんだよね?
専用フットレスト商品があったら取り付けたいなぁ。
あと取り付けたあとの感想もあれ教教えてほしいい
今回は、新型ジムニーJB74MT車の左足のフットレストを確保するため、
ネオプロトさんの「JB74W ジムニーシエラ フットレストバー NEO MT車専用/65mm」を購入しました。
取り付け方・取り付け後の「良かった点」「悪かった点」も紹介してるので参考にしてみて下さい。
- 新型ジムニーMT車にフットレストが無いり理由
- フットレストに左足を置いてはいけない理由
- ネオプロトフットレストバー NEOを選んだ理由
- 新型ジムニーMT車ネオプロトフットレストバー NEO取り付け方
- 新型ジムニーMT車ネオプロトフットレストバー NEOの「良い点」「悪い点」
パッと読むための目次
- 新型ジムニーMT車にフットレストが無い理由
- フットレストに左足を置いてはいけない理由
- 新型ジムニーMT車ネオプロトフットレストバー NEOを選んだ理由
- 新型ジムニーMT車ネオプロトフットレストバー NEO取り付け方
- 【Step1】 ロワーインサイトカバーを取り外す
- 【Step2】 センターコンソールのクリップを外す
- 【Step3】フロントボックスとブラケットを外す
- 【Step4】センターコンソールロワーカバーを外す
- 【Step5】フロアカーペットを外す
- 【Step6】フロアカーペット裏のフェルトを一部はがす
- 【Step7】クラッチペダルを結束バンドで固定する
- 【Step8】ブラケットの穴の位置決めをする
- 【Step9】穴をあける
- 【Step10】錆止め処理
- 【Step11】フロアカーペットを元に戻す
- 【Step12】カーペットの上から穴を開ける
- 【Step13】ブラケットにフットバーを取り付ける
- 【Step14】フットレストバーを車体と固定する
- 新型ジムニーMT車ネオプロトフットレストバー NEOの「良い点」「気になる点」
- まとめ
新型ジムニーMT車にフットレストが無い理由
エンジンが縦型配置のFR方式で車内空間が狭くなるから
ジムニーの駆動方式はFR方式です。エンジンを縦に配置し、前方にあるエンジンの動力を後ろのタイヤまでつなげ、後輪のタイヤの回転力で前に進んでいきます。
前後の車重バランスは良くなりますが、後輪タイヤを動かすための駆動部品が前方から後方まであるので、車内スペースが必然的に狭くなります。
車内空間が狭くなると、コンパクトサイズのジムニーMT車の足の置き場も限られてくるね。。
フットレストに左足を置いてはいけない理由
クラッチが摩耗し故障の原因になる
左足をクラッチに置いたままだと、無意識に多少踏み込んでしまいます。
そのような状態が続くと半クラッチ状態になりやすく、クラッチが摩耗し故障の原因になりかねません。
説明書にもかいてるのにね💦
新型ジムニーMT車ネオプロトフットレストバー NEOを選んだ理由
運転姿勢が定まりやすいバー形状
通常の平板タイプだと面で左足を支えるため、一定の運転姿勢しかできません。
新型ジムニーMT車ネオプロトフットレストバー NEOの場合、様々な足の角度や大きさでも左足を支えやすく、自分に合った運転姿勢を保ちやすくなります。
面ではなく点で支えるから、いろんな姿勢に対応できるのね!
デザインが良い
シンプルなバーのシルバーデザインは足元の華やかさを際立ててくれます。
グリップ力もしっかりしていて、無骨なデザインもシブカッコ良いです。
新型ジムニーMT車ネオプロトフットレストバー NEO取り付け方
【Step1】 ロワーインサイトカバーを取り外す
運転席左側、センターコンソールとの間にロワーインサイドカバーがあるので取り外します。
【Step2】 センターコンソールのクリップを外す
センターコンソールの下側に、両サイド合わせて4つクリップがあるのでマイナスドライバーで外します。
👇クリップ外し方が分からない方はコチラの記事で紹介しています👇
【Step3】フロントボックスとブラケットを外す
フロントボックスを外すと、ナットで固定されたブラケットがあるので10mmのソケットレンチで外します。
【Step4】センターコンソールロワーカバーを外す
手前の方向へ少し強くひっぱると、センターコンソールロワーカバーが外れるので中にある配線を外します。
シガーソケットの反対側にオプションのUSB差込口を付けてない人は、
配線を付けたままでも、すこし左側にずらしたら作業がでます。
でも、配線の負担になるから外すのがベスト!
オプションのUSBを付けてる人は、配線を取らないと作業がしずらい場合があります。
接合部のカプラーは取り外しにくいので無理をしないでください。
僕はUSBの配線だけ外したよ。でも、狭いしかなり苦戦した。。
【Step5】フロアカーペットを外す
ブレーキ奥にあるクリップを回しながら外し、フロアカーペットをめくります。
【Step6】フロアカーペット裏のフェルトを一部はがす
フロアカーペットの裏にあるフェルトには一部切れ込みがあります。
切れ込みにそって手前のフェルトのみはがします。
思い切って外しちゃえ!
【Step7】クラッチペダルを結束バンドで固定する
作業すスペースを確保するため、クラッチペダル押した状態にし、結束バンドで固定します。
僕にはなかなかうまくできなかったので、今回はしてません。。
まあ、結束バンドで固定したほうが断然作業しやすいと思います!
【Step8】ブラケットの穴の位置決めをする
写真や図のようにブラケットを車体のプレスラインに合わせ、穴あけ位置をマーキングします。
ブラケットの側面を縦のプレスラインに合わせ、
下面はプレスラインが途切れる位置で合わせてマーキングをすると良い感じ♪
【Step9】穴をあける
印を付けた穴あけ位置にポンチで溝をつけ、
2mm→4mm→9mmの順番で穴を広げ開けていきます。
とうとう車体に穴を開けちゃうよ💦
【Step10】錆止め処理
穴が開いたところをそのままにすると、サビが発生しやすく車体が大変危険です。
必ず錆止め処理をしてください。
【Step11】フロアカーペットを元に戻す
フロアカーペットを初めの状態まで戻します。
【Step12】カーペットの上から穴を開ける
カーペットの上から千枚通しなどで、穴あけ位置を探り穴を広げていきます。
意外とみつからなくて苦戦した💦
【Step13】ブラケットにフットバーを取り付ける
ブラケットに付属のボルトを差し込み、
フットバーを取り付けて4ミリの六角で締め付けていきます。
フットバーの固定ヶ所は2ヶ所あるよ!僕は奥側にしてみた!
【Step14】フットレストバーを車体と固定する
車内側から付属のトルクスネジをブラケットの穴へ通し貫通させます。
次に車外側から付属のワッシャーとナットを先程のトルクスネジへ通し、
12mmのコンビネーションレンチで仮締めをします。
さらに車内側へもどり、トルクスネジをT40で押さえながら仮締めをします。
一人作業でも
この作業を繰り返すとしっかり固定することができたよ!
新型ジムニーMT車ネオプロトフットレストバー NEOの「良い点」「気になる点」
新型ジムニーMT車ネオプロトフットレストバー NEO「良い点」
左足が普通に楽
以前はフットレストが無いため、クラッチペダルへ左足を軽くそえプルプルさせながら走行してましたが、
フットレストバーがあるだけで疲労感が激減しました。
運転姿勢が安定する
左足をフットレストへしっかり固定する事で、
腰とシートの隙間が減り腰への負担が軽減されたと思います。
また、点で支えるバー形状なので様々な路面でも足首の自由度が効くので、
臨機応変に体を支えることができました。
カーブなどさまざまな路面状況でも、
左足が臨機応変に体を支えてくれたよ!
グリップ力がすごい
バーの表面は細かな凹凸形状のため、左足をのせた瞬間しっかり固定してくれます。
新型ジムニーMT車ネオプロトフットレストバー NEO「気になる点」
最初は戸惑う
今まで、クラッチに左足を置いていたので、
付けた後はフットレストバーをクラッチと間違えて踏み込みそうになりました。
慣れたら大丈夫!
クラッチを踏むとき靴にバーがあたりそう
フットレストバーとクラッチの間があまり広くはないので、
慣れですが、フットレストバーに靴がカスッてしまう時があります。
バーの短いタイプが別売り
新型ジムニーMT車ネオプロトフットレストバー NEOは65ミリのフットレストバーが付いてきますが、
足干渉が気になる人は、別売りでフットレストバー単体の55ミリを購入しないといけません。
最初から選べないのも残念な点でした。
まとめ
今回は新型ジムニーMT車のクラッチペダルが無い問題を解消させるため、
ネオプロさんから販売されている新型ジムニーMT車用トフットレストバーNEOを購入し、
取り付け方から、その後の感想まで紹介しました。
取り付ける際は一人でもできますが、車体に穴を開けたり錆処理があったりとそれなりに覚悟が必要です。
また、フットレスバーには66mmと55mmがあり、
55mmはバーだけを別で購入しないと入手できません。
しかし、取り付け後は以前とはまったく違う、自由度のある運転姿勢が実現でします。
車のカスタムは安全第一:自己責任でお願いします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。