ジムニーを社外ホイールナットにしてオシャレにしたいなぁ。でもナットサイズ・形状は何?あと選び方やおすすめのナットも紹介してほしい。
自分で付けたいからやり方・注意点も知りたいな
- ジムニーナットサイズ・形状が分かる
- 社外ホイールナットの選び方がわかる
- おすすめホイールナットがわかる
- ホイールナットの取付方法・注意点がわかる
今回の内容は私のYouTubeチャンネルでもザックリ紹介してます👇
パッと読むための目次
ジムニー適正ホイールナットサイズ・形状【jb64・jb74】
適正ホイールナットサイズ
スズキ車の場合【M12×P1.25 】
車メーカーによってナットのサイズは変わってきます。また車種やグレードOEM車でも違ってくるので注意し必ず適正サイズを選びましょう
【M12×P1.25の意味】
- M=ミリメートル
- 12=ネジの直径
- P=ネジ山のピッチ
- 1.5=ねじ山の山と山との距離
規定外のサイズで取り付けると、ネジ山やボルトの破損になり大変危険です。
適正ホイールナット形状
60°テーパー座ナット
ホイールナットの接着面形状は「60°テーパー座」「球面座」「平面座」の3種類あります。
ホイールナットサイズだけでなく、形状もしっかり把握しておきましょう!
ナットが入っても接着面の形状が正しくない場合、テンションが一点に集中し衝撃でナットが破損する危険性があります。
ホイールナットの選び方
素材で選ぶ
価格の安い「スチール」
ジムニー純正にも採用
低価格と耐久性があり安全に使用可能の他、純正品部品として多く採用されています。しかしサビやすいので注意しましょう。
僕が選んだ社外品ナットもスチール素材です
オシャレなカラーが豊富「ジュラルミン」
アルミニウム合金の一種で軽くてカラーリングが豊富なのでドレスアップにおすすめですが、軽量のためナットが緩みやすいデメリットがあります。
高強度なら「クロモリ」
耐久性・耐熱性に優れておりスチールより軽量です。そのため品質の高い商品が多いですが、価格が高くなりがちです。
高品質なら「チタン」
最も軽量で高強度。サビにも強くレーシング用として使用されています。しかし高性能で高品質のため価格は高くなります。
タイプで選ぶ
サビを防止「袋タイプ」
ナットの穴を塞いでいるので雨・汚れを予防し、ホイールのサビや劣化を予防できますが、ボルトとの長さに制限があるので注意が必要です。
ボルトの長さを選ばない「貫通タイプ」
ナットの穴が貫通しているので、ボルトの長さを気にせずしっかり締めることができますが、サビや汚れが付きやすいです。
長さで選ぶ
無難な長さ「25mm〜30mm」
純正のホイールナットについているナットの長さが約23mmなので、長さに迷っている方はおすすめです。
とにかくドレスアップなら「長めのナット」
長いナットは面積も大きくなるので、存在感がかなり高くなります。色付きのものを選ぶと個性も際立ちますが、車体からはみ出る場合、車検に通らない場合があるので注意しましょう。
機能性で選ぶ
盗難防止効果「ロックナット」
高価なタイヤ・ホイールを装備してる場合はロックナットがおすすめ。これはナットの頭が特殊な形をしており、専用のソケットでないと取り付け外しができないようになっています。
メーカーで選ぶ
高品質ナットなら「協栄産業」
日本製でナット加工技術は高く「JIS認定工場」にも指定されている会社。強度・剛性・耐久性はもちろん、優れた高品質ホイールナットの定番メーカです。
デザイン豊富「RAYS(レイズ)」
東大阪生まれのアルミホイールメーカ。数々のレースに自社のホイールを提供し、レイズならではのデザイン性や品質・信頼性は日本のみならず、世界中に熱狂的ファンを獲得している人気メーカです。
低価格「Durax」
オシャレでレーシング用アイテムを多くとりあつかっているメーカ。購入しやすい価格帯と豊富な種類が魅力的です。
ジムニーおすすめホイールナット素材別10選紹介
アルミ
メーカー: Durax /入数:20個/ロックナット:4個/全長:34mm/袋ナットタイプ/素材:アルミ
スチール
メーカー:RASTP/入数:20個/ロックナット無し/全長:48mm/貫通タイプ/素材:スチール
メーカー:エスティーエスミチコ/入数:20個/7角形ロックナット/全長:32mm/袋ナットタイプ/素材:スチール
チタン
メーカー:DIGICAM/入数:20個/ロックナット無し/全長:35mm/貫通タイプ/素材:チタン
メーカー:D-MAX /入数:20個/ロックナット無し/全長: 48.5mm/貫通タイプ/素材:チタン
クロモリ
メーカー:ZERO-1000 /入数:20個/ロックナット無し/全長: 45mm/袋ナットタイプ/素材:クロモリ
メーカー:モンスタースポーツ /入数:20個/全長: 28mm/ 貫通・袋ナット(エンドキャップ) /素材:クロモリ
メーカー:プロジェクト・ミュー/入数:20個/全長: 44mm/貫通・袋ナット(エンドキャップ)/素材:クロモリ
ジュラルミン
メーカー: レイズ /入数:20個/ロックナット有/全長:42mm/袋ナットタイプ/素材: ジュラルミン
メーカー:協栄産業/入数:20個(ロックナット4個)/全長:35mm/袋ナットタイプ/素材:ジュラルミン
ジムニー社外ホイールナットへ交換方法【ジャッキアップ無し】
使用した道具を紹介
- クロスレンチ
- トルクレンチ
- トルクレンチに付ける19mmソケット
①純正ホイールナットをはずす
まずはレンチで1個外しましょう。ホイールナットのみの交換の場合ジャッキアップ無しで交換できます。
最初からすべてナットを緩めてしまうと、場合タイヤが外れて大変危険です。
②社外ホイールナットが正しい向きになっているか確認
純正ナット1個外して社外ナットを取り付ける前に、上下の向きを確認しましょう。特に貫通ナットの場合上下間違えて取り付けてしまう場合があるので注意しましょう。
上下間違えて取り付けた場合ナットが緩みやすくなる他、ホイールを傷つける事もあるので必ず確認しましょう。
③社外ホイールナットを手で仮締めをする
純正ナットを1個外したら次に社外ナットを取り付けましょう。最初は手で締め、ネジ山同士がきちんと噛み合っているのか確認し仮締めをします。
最初からレンチで固定した場合、ネジ山が嚙み合わずハブボルトやナットがダメになってしまうので注意しましょう。
④トルクレンチを使用し規定トルクで本締めをする
手締めで軽く締めたら、最後はトルクレンチを使って規定トルクで締めましょう。トルクレンチはジムニーの純正工具の中にはありません。自分で取り付ける場合は購入しておきましょう。
普通のレンチで強く締め付けた場合、ボルトやナットの山がつぶれたり、ハブボルトが折れてしまう事があります。
【ジムニー・ジムニーシエラjb64・jb74の規定トルク】
100N・m(1020Kgf・㎝)
【補足】トルクレンチの使用方法
トルクレンチは安いものだと、ソケットが付いていない場合があります。無い場合別で購入するか、ソケット付のものを購入することをおすすめします。
- ジムニー・ジムニーシエラ規定トルク100N・m(1020Kgf・㎝)に設定する
- トルクレンチでナットを締める。その際、指定したトルク値に達すると「カッチン」と音がするので、ココで締めるのをやめましょう。
⑤:①~④を1個づつ対角線上に順番に交換する
①~④の手順でナット1個づつ交換しましょう。その際対角線上に順番に交換することをおすすめします。
対角線で取り付けなかった場合、取り付けバランスが偏ってしまう恐れがあり、タイヤの脱輪などの事故につながるので注意しましょう。
⑥増し締めをする
ホイールナットを交換し50キロ~100キロ位走行したら、念のため再度ホイールナットを締めなおし増し締めをしておきましょう。そうすることでホイールナットが緩みやすくなっていないか確認することができます。
まとめ
今回は自分でジムニーホイールナットを取り替え、足回りをドレスアップしたい人向けに、
社外ナットへの交換時に知っておきたい「ホイールナットサイズ」「形状」「ナットの選び方」「オシャレでおすすめのナットも紹介」
さらに「取り替える際の取り換え方法や注意点」なども紹介しました。
実際調べ検証しみてホイールナットはおしゃれな物が多く、自分でもジャッキアップ無しで手軽に交換できました!
しかしタイヤと車体を固定する重要な部品なので間違った方法で取り付けた場合、タイヤが外れて重大な事故につながる危険性があります。
ジムニーカスタムは楽しいですが、自分でする場合正しい方法で責任をもって行いましょう!